2021.4.7 入院スタートから一夜。
入院スタートから一夜明け、2日目がスタート。
この私が朝6時に起きる生活を送るとは。。。
ちなみに、昨夜は全く眠れなかったです。
というのも、張っていた気が全部緩んで、安心したのか涙が溢れてなかなか寝付くことができませんでしたーーー。
やっぱり、家で一人でこの状況と向き合って、明日もっと悪くなったらどうしようと思いながら寝るのって、自分では気づかなかったけど、結構しんどかったんですね。。
それが、入院したら診てくれる人がいるし闘っているのも自分だけじゃない。
夜寝るときは、安心して過ごせるように夜勤の看護師さんがいてくれる。
本当にありがたくて、安心して泣きました。
医療従事者の方には一生頭が上がりません。
日々何となく生きているこの瞬間にも、人知れず誰かの命や健康のために自分の時間を費やす人たちがこんなにもいる。
コロナの蔓延により、そういったことも頭では理解されつつあったけど、実際に経験してみないとこの有り難さは痛感できないなと。
それと同時に、
ちゃんと病気を受け止めて、前向きにしっかり直そうという気持ち
今の自分を受け止めて、ちゃんとより良い自分になろうという気持ち
そんな覚悟ができた気がします。
今回、私の場合はウイルス性の顔面麻痺で、まずはしっかりお薬の力に頼って治していきたい。
けど、この急な入院って、神様から、もしくは死んだ伯父さんから?
”ちょっと止まれ”
そういうメッセージなんじゃないかって思ったんです。
私はあまりスピリチュアルなことは興味がないのですが、起こったことには全て意味があると思っているタイプでもあります。
伯父が突然亡くなった時から、この一年本当に公私ともに色んなことが起き、その度に自分を鼓舞して乗り越えてきました。
伯父の死が与えてくれたメッセージを、ちゃんと受け取ることができたのかもわからないくらい、一年は慌ただしく過ぎるように過ぎていった、というのが今の状況です。
私にとっての人生の大部分は、
働く
ということに費やされてきました。もちろんそれは私が望んだことです。
ただ、この”働く”が私の思い描いたものであったのかは、一度このタイミングで問う必要があると感じました。
それと同時に、
生きることの大半が”働く”ことに費やされていることにもしっかり向き合う必要を感じています。
働くことに、プレッシャーを感じつつもやりがいや生きがいを感じていたのは確かです。
ただ、
本当にこのままのスタイルで一生働く?
働く以外に何をしてる?
働いていればそれで幸せ?
この疑問に、心と体のバランスにズレが生じてきた。
それが、今の(入院を余儀なくされた)私、なんじゃないかと思っています。
正直、ここ数年、働いている時間を除いて、自分を癒すためにやってあげたことが何も思い浮かびません。ずっと自分にムチを打ち続け、週末は死ぬように寝る。そんな日々を過ごしてきました。
特にコロナの影響で外出がなかなかできなくなったこの一年は、大好きだったアウトドアやフェスなどにも行けず、代わりとなる楽しみを見つけることもできないでいました。
このまま、今の仕事で結果を出すまで駆け抜けようと思っていた矢先の
”止まれ”のメッセージ。
ちゃんと受け止めて、本当は何がしたいのか考えていきたいと思います。
とはいえ、何事も心の健康から!
まずはズレてしまった心のバランスを取り戻すことからやっていきます。
私は、この入院をきっかけに改めて自分がセルフマネジメントが苦手であると気付きました。
やりたいことやるべきことの前に、
まずはどんな状況にも左右されない”自分”を持つこと。
そこで、読んだ本がこれ。
入院して早々自己啓発本かよ!それこそ、ちょっと止まれ!とか思った人もいるかもしれませんが、
私にとってこの本は、人生の教科書になりました。
ちなみに、この本、ターゲットはビジネスマンかなと思われるかもしれませんが、職業や年齢・性別かかわらず全ての人に読んで欲しいと思いました。
恋愛にすら生かせる、根本的な考え方を教えてくれるような気がしています。
今の自分をちゃんと受け止めて、毎日自分との約束を守る。一つでもいいから。そしてちゃんと約束を守った自分を褒めてあげる。
そういう日々の小さい積み重ねが明日の自分を作っていくんだと、感じた一日でした。
それではまた明日。